2012年4月29日日曜日

ニックネーム

ニックネーム

最近のNBA選手は、90年代やその前の時代に比べるとニックネームを持つ選手が少ないように思えます。これはなぜなんでしょうか?

またニックネームの由来はなんでしょうか?

例:マイケル・ジョーダン エア 驚異的なジャンプ力からそういわれるようになった。







NBAの選手は皆ニックネームを持っていると言っても過言ではありません。ただ浸透具合では以前の方が浸透していたかもしれません。

NBA選手のニックネームは、多くはそのプレースタイルに由来しているか、子供の頃のニックネームがそのまま大人になってからも使われているというパターンです。

ステフォン・マーブリーのスターブリーやビンス・カーターのビンサニティはそれぞれ「スター」と「ステフォン」、「インサニティ(狂気の意)」と「ビンス」をかけた造語です。カーターは「ハーフマン・ハーフアメイジング」とも呼ばれますがこれはその驚異的な身体能力を活かしたプレーに由来します。ちなみに「ハーフマン・ハーフアメイジング」はストリートではそう呼ばれる選手がたくさんいます。どちらにしてもそのプレーの素晴らしさに由来しています。ストリートでつけられたものがそのまま使われる選手も多いです。

子供の頃からのニックネームの場合、父親から譲り受けたニックネームなどがあります。またアンファニー“ペニー”ハーダウェイのペニーは祖母が彼を「可愛い」を意味する「puitty(prettyの訛り)」と呼んでおり、それがペニーと聞こえたためこのようなニックネームになりました。

他のパターンではイニシャルや名前の一部が多いです。ケビン・ガーネットの「KG」やアレン・アイバーソンの「AI」、シャキール・オニールの「シャック」などです。アンドレイ・キリレンコの「AK47」やマイケル・ピートラスの「MP3」など背番号を加えたものもあります。ピートラスの背番号は2ですが。

ちなみにシャックはニックネームの名付け親としても有名です。ドウェイン・ウェイドの「フラッシュ」やポール・ピアースの「トゥルース」は彼が名付けたものです。








中継を見ていると、多くのニックネームを耳にします。たぶんアメリカでは浸透しているけど、日本までそれが届いていないという状況があると思います。それだけ海外にまで大きなインパクトを与えられる選手が減っているのかもしれませんが。



・ショーンマリオン 「The Matrix」→プレースタイルから?

・アンドレイグダーラ 「The Other AI」→本家のAI、アイバーソンとチームメイト時。

・カークハインリック 「Captain Kirk」→スタートレックのクック船長(Captain Cook)に由来?

・ロバートオーリー 「Big Shot Bob」→クラッチシューターぶりと、ロバートの愛称ボブを掛け合わせ。



などなど。







 私が思うにですが、ニックネームを持つ選手は多々いるのですが、なかなかそれが浸透していかないのだと思います。その原因は、昔(往年)の超スタープレーヤーにくらべ、カリスマ性を持った選手の存在が少なくなってきているのだと思います。



 また、ニックネームの由来は、選手や記者の人々がその選手のプレーを何かに例えていうことから来ているとおもいます。

例)ヒートのシャックがウェイドのプレーを見たとき、『あいつは光みたいにはやいな』と思ったことから、ウェイドは”フラッシュ”と呼ばれるようになったと聞いた事があります。

0 件のコメント:

コメントを投稿