2012年4月26日木曜日

高1の息子。自分の好きなことしかしないと言って、バスケばかりしています。前期...

高1の息子。自分の好きなことしかしないと言って、バスケばかりしています。前期試験では、0点、18点、23点などでした。毎日学校には、行っています。補習、追試をきちんと受ければ、卒業できるでしょうか。

通っている高校は、国公立に多数進学する進学校です。中学から、学校の授業はきちんと受けられない子どもでした。中学でも塾も通わせたことはありますが、やる気が全くなく、塾の先生から、やめたほうがよいといわれました。学校でも、自宅でも、学習習慣は一切ありませんでしたが、学校の定期テストでは、いつも300人中トップでした。内申は、提出物も一切出しませんでした。実技は1や2。提出物を出さなくても、5教科は、5でした。内申が悪いので、内申を加味しない進学校を受けました。当日のみの一発勝負にかけました。

中3の夏からバスケにはまり、今も毎日どこかでバスケを10時半までしています。バスケしか好きでないし、すきなことしかしないといいます。異常にバスケにのめりこみ、ご飯を食べる時間も勿体無いといって、あまり、食べません。バスケのスキルは、元国体の選手からや、他校のコーチからもほめられるほどになり、ますますバスケに邁進しています。

高校になって、いつものように、学校の授業を聞かない、自宅学習しない状態です。進学校なので、1年の内容を半年で、終えています。高校へは、遅刻もありますが、毎日行っています。すべて、補習、追試があるようですが、それを受ければ、高校を卒業できますか。

全く勉強する気がないようで、高校さえ卒業できれば、よいかなあと思っています。

父親は京大法学部、医学部卒で医師をしています。息子を見守っている状態です。息子に一切口出しするな!好きなようにさせてやれといわれています。潜在能力はとても高く、勉強に興味が向けば、良いのですが、難しいです。

同じような体験がある人、また、同じような息子を持っている人、体験談を教えてください。







是非見てもらいたい映画があります。息子さんもバスケが大好きなら是非とも見て欲しいです。

コーチ・カーターという実際にアメリカであったある高校のバスケット部の話を基にしたノンフィクション映画です。

主演はサミュエル・ジャクソンです。



http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD7367/



リッチモンド高校。その学校には誇れるものが何も無く、不良達が大勢いる学校。

唯一誇れるのは、強豪のバスケットボール部だけ。

リッチモンド高校のある街自体も何も無く、失業者や犯罪者が溢れる街。その街や街の

住民の誇れるもの、唯一最高の娯楽はリッチモンド高校のバスケ部だけ。



そこにコーチ・カーターが招かれる。彼は生徒達に3つの約束をさせる。

・試験では常に一定以上の成績をとること。

・授業には全て出席し、最前列に座ること。宿題は全てやること。

・試合の日には上着とネクタイを着用すること。礼儀や口の利き方もしっかりとする事。





部員達は真面目にバスケットの練習に励みます。そしてバスケの大会でも優勝します。

しかし、彼らは勉強をしてなかった。授業にも出てなかった。これを知ったコーチは大激怒!

コーチは体育館を閉めて、生徒達に今までサボってきた勉強が全て終わるまでバスケの練習は

させない!試合も大会も全て棄権すると言いました。



部員達は理解できません。「ちゃんとバスケットの練習を一生懸命やって、大会でも結果を残した。

監督は一体何が不満なんだ?」と。

この監督のやり方に学校中、学校の教師も、町中の人間も大激怒します。

「彼らにはバスケットしか自慢できるものが無い、唯一の長所を奪うのか!」と。



ここでカーターが言います。



「彼らの人生は高校で終わるのではない。その後も長く続いていく。あなた達の言ってることは

身勝手すぎる!彼らの人生を高校をピークにしてそこで終了させるつもりか!」と。

「この学校の卒業生で大学に行く人間はごくわずかだ。卒業生の大半がその後逮捕されて刑務所

暮らしをしている。バスケ部のOBもだ。お前達もそうなりたいのか!」と言います。





映画では出てきませんが、実際のコーチ・カーターの言葉を↓に記しておきます。うろ覚えですが。



「プロスポーツ選手を目指すのは悪くない。だが、それで食べていける人間はごくごくわずかだ。

現在、アメリカには競技を問わずプロスポーツ選手が5000人いる。

スポーツをやっている人間は高校生だけでも50万人はいる。大学生や社会人、小・中学生を含むともっともっと多い。

私はそんなわずかな可能性に人生の全てを捧げるやり方を良しとは思わない。

マイクロソフト社はたったひとつの会社で5万人の雇用を生み出しているのだから」



学校でトップクラスの成績を取る必要はありませんが、最低限な事はやるようにさせた方がいいと思います。

成績は問題ないようですが、宿題とかの提出物は出させるようにした方がいいかと…。

1日1時間ぐらい宿題やるのに時間割いてもバスケは下手にはなりませんし、それでプロになれなくなった

なんて事は100%ないです。NBAにも学生時代、バスケだけじゃなく学業も一生懸命やって優秀だった

選手が結構います。特にアメリカ代表でもあるショーン・バティエの文武両道は有名です。



あと、余談ですが日本でバスケ選手で飯食っていくのはかなり狭き門です。

実業団選手が嫌で本当に「プロ」がいいと言うのなら、現在日本には

・JBLの中のプロチーム(レラカムイ北海道、OSG)に入る。

・bjリーグに入る。

・ストリートボールリーグ「レジェンド」に入る。

・アメリカなど海外でプロ。

って感じです。



でも、息子さん優秀そうなので、後からいくらでも勉強は挽回できそうな気もしますが…。

高校3年生で部活引退してから勉強始めても、現役で大学ちゃんと受かりそうな気もします(笑)








バスケをさせてあげてください







私のお母さんもそんな感じのことで悩んでいますよ!

兄はバスケが好きで今中3なんですがいつも外でバスケをやってます。

夜もドンドンうるさいしバスケに興味を持ちすぎてバスケの漫画もいっぱい買ってて

勉強を全然してないので、お母さんとお父さんがいつも悩んでるんですが、いとこ達は

「勉強するのも大切やけど自分の好きな道を歩かしたらいいんと違う?」と言ってます。

私は中1でまだそんな事はっきり言えないけど兄がバスケをしている姿は何よりも良い姿だと思うので

別にバスケが好きならそれでいいんじゃないかと思います・・・。







実際そういうもんですよ。

子供の立場から言わせてもらいますが、正直今の時期の僕たちって、親に縛られるって言うか、口出しされたくないんですよね。

もちろん、本当はありがたいことなんでしょうけど、不思議と思春期なもんで反抗してしまう…ていう感じです。



いっそ、バスケを自由にさせてから、後悔なりなんなりくると思うんで、そのときに

「やめときゃよかった これからがんばろう」っていう気持ちになるでしょう。







高校生にもなれば、追試や補習を受けても成績が悪ければ、留年があります。

そもそもそれなりの能力はありそうですが、それが災いしてか、他人とコミュニケーションをとる能力が欠落しているように感じます。本当に出来る人間は周りの評価も良いモノです。今は、試験やスキルなど、自己能力だけで評価が出る時期かも知れませんが、将来、他人とペアなりチームを組んで取り組む事となった場合に、他人とのコミュニケーションが取れずに実力を発揮できない事が起るはずです。

勉強は出来ても他人からは認められない・・・、そんな大人になってしまうかも知れませんね。

まぁ父親も医者ならば、周りに先生先生言われて持ち上げられるので、自分の考えなどを否定されることを嫌がると思います。

上手に誘導出来れば、上手く勉強に興味が向くと思います。







高校時代は言っても聞きませんし、言い過ぎると比例して

反抗する年頃ですね。

でも、本人の人生ですから任せていいのではと思います。

頭の良いお子様ですから何かに秀でた人生をきちんと選ぶ

ように思います。



お父様はとても素晴らしい方だと思います。

通常そのような家庭環境でしたら、やはり息子もそれなりの

道を歩ませることが多いと思いますが「好きなようにさせる」

というお父様には感動しました。



息子さんはちゃんと考えを持たれているのではないでしょうか。

応援してあげて欲しいと思います。

卒業は出来ます、きっと。

うちの長男も補習に追試ばかり・・・でも卒業できました。







それでは、バスケの道を歩ませたらどうでしょう。

そう無理に勉強させなくても、得意なもので将来を創らせるのはどうでしょう。

進学校でも、そういう人はいるんじゃないでしょうか?



少しは勉強させておいたほうがいいと思いますけど、そこまで強制させる必要も無いでしょう。

卒業後は、バスケの道がいいと思います!

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